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LVMEN / Mondo

mondo.jpgキチガイチェコ代表LVMENが帰ってまいりました。最近Day afterはanywayやらサンシャインやらジャカジャカしたロックばっかりで去年末までLVMEN解散したんじゃないかぐらいほったらかしだったのにここに来てLVMEN完全復活!そして送り込まれてきた新作”MONDO”の完成度たるや恐ろしい程にスバラC!!!前作の#3~#7(LVMENの曲タイトルはすべて数字で繋がっています。最初のシングルが#1#2。次のアルバムが#3~みたいな)からの繋がりで今回は#8から#13まで。前作も宇宙レベルの壮大で複雑な楽曲であったが、今作のMONDOはそれをもっと推し進め「深み」「重み」「混沌」をプラスして得意のSEでLVMEN独自である映画さながらの楽曲に仕上がっている。本人も公言しているように古い映画が好きなようで、この辺は聞いてもらえればうなずける。しっかしここまできてもLVMENが音楽シーンのメインに来ないって事はこれから先も無いのかな。こんなに素晴らしい音楽が少数の人間に聴かれるだで終わってしまうのは実際悲しい。理解に時間のかかる音楽であるかもしれないけど、いつまでも聴ける音楽であり、また何年後かに聴いたら違う聞き方のできる音楽だと思うので興味があったらどうにか探して聞いてほしい。

そうそう曲の事なんにも触れて無かったね。危なくこのまま寝る所だった。なんと言っても今回は曲がヘヴィーでいて怪しい。最後の曲#13に至っては変な声で歌っている。今までは高音絶叫メインからウギャーと言うとっ散らかった声にスポークンワードが多かったのが今回は「歌と言うかコーラスまで面白い」。ドラムも一曲丸々に押し込めるのではなく、壮大にゆったりたたく場所はゆったり、手数の多い場所はこれでもか!そして#12では「ドンドパン!ドンドパン!」(こういうの何ていうの?4ビート?)と言うロックっぽい曲まで披露。もはや「あれ聞いてるならLVMEN聞いてみたら?」とかそんなレベルじゃなく、どんな人間にもお勧めしたいほどいろんな音楽がこの一枚に入っていますよ。あー日本に来てプレイしてほしい。THE・他力本願。
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LVMEN/バンド紹介


● location ●
Czecho
● member ●
Husar - samples , teclado? , vo
Tomis - guitara(ギター) , Y? , vo
Mirda - guitara(ギター)
Melnic - bateria?
Tshepitz - bajo?


1995年から1997年ぐらいに、チェコはプラハ(たしかプラハだった)で結成されたLvmen。なにぶん説明がほぼ全てチェコの言葉なもんでスッチャカメッチャカで御座います。多分前身バンドか、もしくは現在も活動中のEMBERのメンバーからなるメンバーでチェコではもしかしたらコアなファンには名の通ったバンドなのかもしれない。なぜそう思うかというと音お気いてもらえれば否応無しにわかってもらえると思う。
とにかく曲、声、構成どれを取っても素晴らしいのですよ。よく引き合いにNEUROSISを使われてるけどどちらかと言うとISISに近い。興味無い人にとっちゃ「どっちも同じやん」となりかねないがファンからしてみたらマナ★カナの違い。だいぶ違う。うん。
ISISはNEUROSISに影響を受け独自の進化を遂げ、新しい形の混沌とした世界を生み出したがしかし・・・このLvmen・・・いったい誰に影響されたらこんな音になるんだ。極少ない資料によればメンバーは凄く古い映画が好きだそうな。白黒で音も無く、投影器の音だけが「カタカタカタカタカタカタカタ」って聞こえてそうなすっごく古いの。なんかの窃盗団の映画にインスパイアされたとかどーとか。
ちなみに彼等のホームページはもう映画さながら。見たら「それ系」がストライクなら確実にCD買っちゃうので見るのには勇気が必要です。↓下の方にリンクを貼っておきますんで興味のある方はそちらから。

Lvmen オフィシャル HP
http://muchl.cz/lvmen/

Lvmenが好きな人にオススメ
ISIS - Neurosis - Envy - kulara - cavo - Old man gloom - there is a light that never go out

・LVMEN/raison detre

lvmen_raison.jpgDayafterよりリリースのミニアルバム。5曲入りで1曲平均10分オーバー。ミニじゃないなオイ。そして内容は一言で言うと最強。ここまでスゲー音だとは正直思わなかった。もうほんとISISみたいとか言うのは彼等に対して失礼過ぎる。確かに全くLvmenの音を知らない人に対してはNeurosisやISISみたいだよって使えるかもしれないが、このCDを聴いてしまえばもはや別物。唯一合ってるとすれば方向性。聴くときは正座だ!
音は前回同様悶々としているんだが今回はいきなり荒れる。サビでとかではなく、普通のところで正に「いきなり」なんです。そして5秒ぐらい荒れたらまた戻ったり。よく音楽には用いられる強弱法。彼等にはそれ以上の新たな強弱法とでも言うべき手法がふんだんに取り入れられている。静かな所から荒れる、いや、荒れているのはドラムだけみたいな。しかしそれが耳に来るのよほんと。「あーこんな感覚も有るんだー」って。今回はボーカルのシャウトも気合が違う。泣いてるみたいに叫んだと思えばウギャー!だし・・・そーかと思えばSE?みたいな語り・・・はたまたゆったり歌ってみたり・・・そしてお経までもが。す・・・すごい。しかも曲にマッチしすぎ!
あと特筆すべきは、彼等の楽曲は暗く遅いにも関わらずなぜは貸すかに清涼感を感じる不思議効果もある。なんかねー癒されるの。NEUROSISみたいに落ちるとこまで落とすんじゃなくて、んー何て言ったら良いのかな・・・暗闇の中の一本の光みたいな。うん、そんな感じ。音にちょっと宗教っぽさを感じる部分もある。
とにかくこういう音に触れたこと無い人は毛嫌いしないで一度触れてみて判断して頂きたい。きっと何かが変わると思う。

・LVMEN/same (12"EP)

lvmen_EP.jpg2曲で28分。ヨダレダラーン垂らしっぱなしになる事請け合いのEP!これが初音源なのかは定かじゃないが素晴らしい音源です。もーチェコってすげーなーコンなバンド排出しちゃってさ。一曲目は静かな雷?とピアノから始まるんですけど・・・これがまた癒されるの。すげーの。朝日が昇る20分前の明け方の薄明るさってわかるかな?日没とはなんかちがうっしょ?暗いと言うよりは青い感じで空気も澄んでる感じで・・・そう言う清涼感たっぷりなキモさで始まる訳なんですが。ギターのフィードバックが始まったかと思ったら小さぁーいおとでトランペットが「ヘロォ~~~ン」となる。どんなセンスだよ。好きだよ。かっけーもん。ボーカルさんも歌うと言うよりは初めは語り掛けるように低い声で喋り捲っている。とうとう前奏から盛りあがり始めるとConerge張りのシャウト!シャウト!シャウト!かと思えば語り・・・またシャウト!音は終始落ちついてる様子l。なんだよこれ。かっこ良すぎるぞLvmen。予想できない展開で悶々と進んでいく。重苦しい雰囲気なんだが凄く心地よい。そのままテンション上げる事無く2曲目へ。2曲目も1曲目の延長線上にあり、むしろつなげて聴いていただきたい。いや、28分間正座で聞いてもらいたい。そんな気分にさせますよ。しかし2曲目の10分のちょっと手前から雰囲気は変わる。焦らしマニア。悶々としていた空気は一騎にインドっぽい怪しい空気に変わり、一緒ンの静寂の後・・・狂ったドラムにオッサンのSE!ギターは厚みを増し大波の如く襲い掛かってくる!これは反則だ!20分も焦らしたあとに荒れる!荒れまくる!恐い!そんないきなりどうしちゃったの!?ぐらいに。これは本当に聴いた方が良いです・・・鳥肌立ちます。
ほんとISIS好きだったら聴いてみてください。そんはしないから。むしろISISよりこっち聴いてくれ。

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